[1999豆の木ノート]
■1999年20句競作豆の木賞「ぱらぱら漫画」岡田由季■1999年20句競作参加作品「惹句」村山半信、 「遺伝子」瀬間陽子、「ばれている」田島健一、「春愁かも」齋藤朝比古、「水の音」こしのゆみこ、「翼あるものに翼なきものに」柳生正名、「発熱 」壬生雅穂、「月食」守谷茂泰、「涅槃の絵」菊田一平、「人中」矢羽野智津子、「ぱらぱら漫画」岡田由季、「銀河の切符」吉川真実、「神の座布団」大石雄鬼、「My MummysDead」中嶋憲武、「疲れました」峠谷清広、「未明」吉田悦花、「やわらかい闇」川田由美子、「皓歯」白井健介■受賞の岡田由季は20句競作初参加。4月時俳歴1年。「豆の木」歴5ヶ月、参加者18名誰が予想しただろう。次々と寄せられる選句批評に興奮した。新しい才能が開花するときに立ち会うような感動。彼女に受賞の電話をする時私は目が熱くなっていた■中嶋憲武「炎環新人賞」、齋藤朝比古「俳句研究賞候補」、菊田一平「角川俳句賞朝日俳句賞両候補」■超結社句会「豆の木」は今年6年目。1日3ラウンドの定例句会と今年2回の合宿合わせて通算65回。毎週木曜御茶の水句会は80回を超す■1999年私のインターネット元年。2月末メンバーでつくる「豆の木」ホームページの中の掲示板係にいきなり就任。ホームページ読者からのあたらしい仲間、あたらしい刺激■いい俳人に会うと「豆の木」の「1950年以降生まれ限定」を考える。これからも考えつづけるだろう■12月どきどきの「豆の木」No.4の版下作り、暗号の羅列のようなパソコンソフトのマニュアルブックが、ある時突然、カチッと音がしてほどけはじめる時の快感。俳句はいまだカチッという音が聞こえない■No.4の写真。1999年の私たち■              1999.12.31 こしのゆみこ

      

             俳句誌年刊「豆の木」No.4
                 2000年3月8日発行





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